
[Archive 2024] 吾輩は猫である。舞台は伊予の、道後温泉。
今回は少し時計の針を戻して、2024年9月に訪れた愛媛県・道後温泉の記憶を紐解いてみようと思います。 夏目漱石の小説『坊っちゃん』でもおなじみのこの街は、古い歴史と、新しい感性が心地よく混ざり合った、猫にとっても居心地のいい場所でした。


♨️歴史の息吹を感じる「道後温泉本館」
まず向かったのは、街のシンボル道後温泉本館。 真っ青な秋空に、重厚な木造建築がよく映えます。保存修理工事を経て、その堂々たる姿を再び見せてくれた本館は、どこを切り取っても絵になる美しさ。お湯に浸かれば、漱石も浸かったであろう歴史の重みがじんわりと体に染み渡ります。
♨️本館の中に息づく漱石の面影
道後温泉本館の迷路のような廊下を歩いていると、漱石ゆかりの展示に出会いました。 特に有名なのが、漱石が好んで入浴したというエピソードにちなんだ「坊っちゃんの間」。明治時代の面影を残すその一角には、漱石の胸像や、彼が愛した「則天去私(そくてんきょし)」の言葉を記した展示があり、まるで当時の文豪たちがすぐそこにいるかのような不思議な感覚に包まれます。
♨️絶品!宇和島鯛めしの贅沢ランチ
お腹が空いたら、愛媛の名物「宇和島鯛めし」は外せません。今回は、老舗の「丸水(がんすい)」へ。

Uwajima Taimeshi at Gansui
♨️砥部焼の美しさに魅了されて
旅の締めくくりは、愛媛の伝統工芸「砥部焼(とべやき)」の散策。 白磁に呉須(藍色)で描かれた唐草模様や、モダンな花柄の器たち。どれも厚みがあってぽってりと温かく、手にしっくり馴染みます。 お気に入りの茶碗を探して歩く時間は、旅の最高の思い出になりました。

🐾Editor's Note
2024年の秋、道後の風はとても爽やかでした。 歴史ある建物、美味しい食事、そして美しい器。皆さんも、心に「則天去私」を携えて、のんびりと道後を歩いてみてはいかがでしょうか。 次はどこへ行こうかな。 旅する猫の探訪記、また次回もお楽しみに。
Data
Date: 2024.09
Location: Ehime, Japan
Spots: Dogo Onsen, Tobe Zoo, Gansui

